渡辺徹の糖尿病がヤバい? 腎症で人工透析
糖尿病はハゲをも引き起こす?
キャラ付けなどから太っている芸能人は多いものの、表立って「糖尿病」と知れ渡っている人は意外なほど少ないものです。
そんな中芸能ニュースなどに取り上げられ最近話題になったのが渡辺徹さんの糖尿病についてで、その中では腎不全によって週3回の人工透析を余儀なくされているとされています。
確かに渡辺徹といえば昔からぽっちゃりキャラのイメージがありますが、氏の糖尿病はそれほど悪化しているのでしょうか?
どうしてもやめられない暴飲暴食
渡辺徹は20歳にして大人気ドラマである「太陽にほえろ!」で俳優デビューし、そのころはまったく太っていませんでした。
しかしその後は急激に太っていき太陽にほえろ!の中で殉職するまでの4年の間に体重は130kgにまで増えたといい、太陽にほえろ!を辞めた理由は撮影の中で舘ひろしさんや神田正輝さんらと走って砂山を上る際、自分だけ登れずズルズルと落ちていく蟻地獄のようになり何度もNGを出したからと本人が語っています。
それだけ太れば糖尿病リスクも増大することになり30歳にして糖尿病を患った渡辺徹はその後痩せたり太ったりを繰り返すことに。確かに「あれ?痩せたな」「ん?また太ったな」という印象を何度か抱いた記憶があります。
妻である榊原郁恵さんが渡辺の体を案じ食生活にはかなり気を使っていたようですが、当の本人は地方ロケの際など陰で暴飲暴食を繰り返していたとのこと。普段の抑圧された食欲が爆発してしまうのかもしれませんね。
2012年に心疾患による手術を受け、それまで1日6000kcalだった摂取カロリーを術後は健康的な1800~2000kcalに抑えているとのことですが、これもいつまで続くことやら…
腎不全による人工透析
30歳という若さで糖尿病を発症しながら不摂生を続けていれば50歳半ばとなった今様々な合併症を引き起こすのは当たり前の話で、糖尿病の3大合併症のひとつである「糖尿病性腎症」により腎不全に移行、現在渡辺徹は週3回の人工透析を受けており、所属事務所への問い合わせでもその事実を認めているそうです。
事務所が言うには「症状はそれほど重いものではない」としているようですが、糖尿病によって腎不全にまでなった状況を「重症ではない」とよく言えたものです。
腎症は糖尿病の3大合併症の中ではもっとも発症が遅い傾向にあり、腎不全になるほど腎症が進行しているのであれば血管はボロボロ、他の様々な合併症を併発していることが考えられ、2012年の心疾患もその一つだと思われます。
そもそも体形や健康に対する意識が人並みであるなら100kgを超えるような体重になることは考えられず、芸能界という多くの人目に触れる仕事で、なおかつデブを売りにするような芸人でもない人間がこれだけ太るのですから、過去に何度か挙がった女性問題も含め個人的には死ぬほど自分に甘い無責任な人間なのだろうなという悪い印象しかありません。
渡辺徹の糖尿病の進行具合、これまでの不摂生の歴史を考えると、テレビで見なくなる日はそう遠くないのかもしれません。
血糖値を下げダイエット効果もあるSGLT2阻害薬
これといった自覚症状がないままじわじわと血管を蝕み続ける糖尿病。それだけに健康診断などで血糖値やHbA1cの高さを指摘されても放置している人は驚くほど多く存在するのが実情。
糖尿病治療は本来であれば食事療法と運動療法を軸に、補助としてインスリン注射や経口薬を用い血糖値を正常値もしくはそれに近い数値での安定を目指します。
そうすることで体重の減少・維持と血糖値・HbA1cの効果が望めるから。しかし現実問題として食事制限や運動療法は決して楽なものではなく、またそれを一生続けなければならないという終わりなき苦行でもあります。
そういった背景に加え、受診するのが面倒くさい、行くたびに医師に「痩せなさい」と言われる…などの理由から病院から足が遠のいている人も多いのではないでしょうか。
しかし、当サイトで口を酸っぱくして述べているように、糖尿病は様々な合併症を引き起こす極めて恐ろしい病気です。血糖値が高い状況はもちろん、糖尿病リスクを高める肥満も放置するべきではありません。
もしどうしても病院に行きたくない場合は、個人輸入代行業者を通じ、日本でも処方されているSGLT2阻害薬「フォシーガ」を購入するという方法も。
SGLT2阻害薬は血液中の糖を積極的に尿と一緒に排出するという画期的な糖尿病治療薬。
従来の経口薬のように細胞内に糖を取り込むインスリンに頼ることなく血糖値を下げられるため、1日250~400kcal相当のダイエット効果があることが複数の臨床試験で実証されています。
それだけに健康な人がダイエット目的で使用する事例が後を絶たないほど。
本来であれば医療機関を受診し、適切な治療と指導を受けたうえで治療薬を処方してもらうべきところ。しかしそれができないようであれば、最低でもフォシーガなどで血糖値や体重の低減を図ってほしいと感じています。
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