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サラシア 血糖値の上昇抑制に高い効果


急速に広まったサラシア

血糖値上昇を抑えるサラシア 皆さん「サラシア」ってご存知ですか?

健康食品に興味がある方なら聞いたことがあると思いますが、サラシアはダイエット効果や血糖値上昇を抑える効果、腸内環境の改善など体に良い様々な効果があるとして近年急速に広まった植物です。

糖の吸収を抑え血糖値の上昇を抑制する効果に優れるため糖尿病対策のお茶やサプリメントにも多用されるサラシア。

ここではそんなサラシアの生い立ちや効果、最適な取り入れ方などを詳しく見ていきます。

サラシアとは?

サラシアはインドやタイ、スリランカ、中国南部に自生するツル性の植物で、現地では遥か昔から糖尿病の治療薬として用いられてきた歴史があります。

サラシアに含まれるサラシノールコタラノールという成分は糖尿病の治療薬でも用いられるα-グルコシダーゼ阻害作用があり、糖質の吸収を抑制し急激な血糖値上昇を抑える効果が期待できます。

また糖の吸収を抑える事により体ではエネルギーを作り出すため脂肪を分解しケトン体を生成する「ケトーシス」が行われるため、ダイエット効果も期待できます。

このケトーシスはペットボトル症候群(ソフトドリンク・ケトーシス)など危険な状態を指すイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、軽いケトーシス状態は効率よく脂肪を燃焼できるため近年はダイエット法として注目されています。

サラシアは血糖値上昇を抑える効果に加えダイエット効果も期待できるとあって糖尿病対策の食品として非常に高い人気を誇っています。

■サラシアにはα-グルコシダーゼ阻害作用という糖の吸収を抑える効果がある
■糖の吸収を抑制することにより軽いケトーシス状態になり効率よい脂肪燃焼

サラシアを飲む理想的なタイミング

サラシアが使われる健康食品はサラシア茶やサプリメントが代表的ですが、それらはどういったタイミングで飲むのがもっとも効果的なのでしょうか?

一般的にサプリメントやお茶というのは食後に飲むイメージがあると思いますが、サラシアのサラシノールやコタラノールといった糖の吸収を抑える効果を十分に発揮するには食前に飲むのがもっとも効果的です。

食事の10~20分前に飲んでおくことでその後の食事による血糖値上昇を効率よく抑えることができるでしょう。

これは3食の食事以外に間食にも有効なので、ダイエット中だけどどうしても間食したいという時には事前にサラシアを飲んでおけば多少なりとも安心感があります。

サラシアは食べる前」と覚えておいて下さい。

■サラシアを摂る最良のタイミングは食前10~20分前
■どうしても間食したい場合にもサラシアは効果的

サラシアに副作用はないのか

サラシアは決められた量を飲んでいれば特に副作用などが出ることはないものの、「より血糖値の上昇を抑えたい」「ダイエット効果を高めたい」と過剰に摂取すると場合によっては副作用が出ることもあります。

代表的なものは糖の吸収を抑えるα-グルコシダーゼ阻害作用によるもので、多量にサラシアを摂取すると本来小腸で吸収されるはずの糖が吸収されないまま大腸に達し、腸内の最近によって発酵が起き下痢や腹痛、オナラが多くなるといった副作用が考えられます。

また糖尿病治療でインスリン療法や薬物療法を行っている場合、サラシアを飲むことで想定以上に血糖値が下がってしまい低血糖を起こす可能性も捨て切れません。

どちらも過剰な摂取を行わなければ問題になることは少ないものの、インスリン療法などによる低血糖は時に非常に危険な状況を作り出すことがありますので、万が一のことを考え医師に相談することをおすすめします。

■サラシアの過剰摂取は小腸で吸収しきれない糖が大腸に達し腹痛や下痢も
■インスリン療法や薬物療法を行っている場合は相乗効果で低血糖になる恐れ

糖尿病治療の補助にサラシアを

ここまでサラシアを詳しく取り上げてきましたがいかがだったでしょうか。

医学が発達していなかったはるか昔から糖尿病の治療薬として使われるサラシアは、先人たちが体感としてわかるほど強い効果を発揮していたと思われ、その効果は現代の科学によっても証明されています。

それだけに過剰に摂取するなど飲み方を間違えると副作用が出る可能性もありますが、適切に利用するればこれほど心強いものもありません。

中でも軽度の糖尿病の方やインスリン療法や薬物療法に頼らずとも血糖コントロールが良好な人などには糖尿病治療の強い味方になってくれるはずです。

サラシアはサプリメントやお茶など様々な形態で商品化され含有量も多岐に渡るので、自分の状態に合ったものを探し出し上手に活用して下さい。

サラシアを使ったサプリメントやお茶

■小林製薬 サラシア100

大手製薬会社である小林製薬のサラシア100は「ネオコタラノール」という特許成分を配合した日本でも数少ないサラシア属植物を使った特定保健用食品(トクホ)です。

それだけに定期コースでも1ヶ月分3,991円と決して安くないものの、大手の製薬会社であることや国が認定するトクホである信頼性を考えれば妥当といえます。

初めての方に限りお試しの15日分が980円と非常にリーズナブルになっていますので、まずはこれでトクホのサラシアを試してみて下さい。


■アグリのしあわせ減糖茶

サラシアはもちろん桑の葉やゴーヤ、アイスプラント(ピニトール)といった血糖値を下げる効果に定評がある素材を10種ブレンドしたお茶。

1袋20包入りが定期コースで1,602円とリーズナブルで、2袋の定期コースの場合はたっぷり飲める上に送料も無料になり、またいつでも休止・中断ができるとあって多くの方が利用しています。


■イヌリンプラス

血糖値を下げる効果のあるイヌリンや菊芋、桑葉、サラシアなどに加えナットウキナーゼの血栓を溶かす作用や乳酸菌の腸内環境改善効果などが見込めるサプリメント。

初回限定で2,980円、2回目以降は4,276円とやや高めの値段設定ながら、成分や効果の高さを考えれば納得か。


血糖値を下げダイエット効果もあるSGLT2阻害薬

血糖値降下・ダイエット効果があるSGLT2阻害薬フォシーガ これといった自覚症状がないままじわじわと血管を蝕み続ける糖尿病。それだけに健康診断などで血糖値やHbA1cの高さを指摘されても放置している人は驚くほど多く存在するのが実情。

糖尿病治療は本来であれば食事療法と運動療法を軸に、補助としてインスリン注射や経口薬を用い血糖値を正常値もしくはそれに近い数値での安定を目指します。

そうすることで体重の減少・維持と血糖値・HbA1cの効果が望めるから。しかし現実問題として食事制限や運動療法は決して楽なものではなく、またそれを一生続けなければならないという終わりなき苦行でもあります。

そういった背景に加え、受診するのが面倒くさい、行くたびに医師に「痩せなさい」と言われる…などの理由から病院から足が遠のいている人も多いのではないでしょうか。

しかし、当サイトで口を酸っぱくして述べているように、糖尿病は様々な合併症を引き起こす極めて恐ろしい病気です。血糖値が高い状況はもちろん、糖尿病リスクを高める肥満も放置するべきではありません。

もしどうしても病院に行きたくない場合は、個人輸入代行業者を通じ、日本でも処方されているSGLT2阻害薬「フォシーガ」を購入するという方法も。

SGLT2阻害薬は血液中の糖を積極的に尿と一緒に排出するという画期的な糖尿病治療薬。

従来の経口薬のように細胞内に糖を取り込むインスリンに頼ることなく血糖値を下げられるため、1日250~400kcal相当のダイエット効果があることが複数の臨床試験で実証されています。

それだけに健康な人がダイエット目的で使用する事例が後を絶たないほど。

本来であれば医療機関を受診し、適切な治療と指導を受けたうえで治療薬を処方してもらうべきところ。しかしそれができないようであれば、最低でもフォシーガなどで血糖値や体重の低減を図ってほしいと感じています。

SGLT2阻害薬フォシーガの詳細

糖尿病の治療薬・健康食品

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