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糖尿病でハゲる? 高血糖と薄毛の意外な関係


  糖尿病はハゲをも引き起こす?

糖尿病でハゲる?

糖尿病というのは突き詰めれば血液中の糖の濃度が高くなることによって血管にダメージを与え動脈硬化を促進、それによって様々な合併症を引き起こす病気です。

糖尿病の合併症といえば「腎症」「神経障害」「網膜症」の3大合併症以外にも心筋梗塞や脳卒中などが生活の質(QOL)を著しく低下させるものや生命の危機に直結するものが広く知られています。

そんな様々な合併症を引き起こす糖尿病。実はハゲや薄毛の要因でもあり、これは薄毛の悩みが多い男性のみならず女性にも当てはまることをご存知ですか?

  糖尿病とハゲに直接的な関係はあるのか?

なんで糖尿病がハゲの原因になるの?」と疑問に感じる人も多いと思います。それを説明するにはまず薄毛の原因に触れておく必要があるでしょう。

薄毛の原因は男性の場合、本来持っている「テストステロン」という男性ホルモンに、5αリダクターゼという酵素が結びついて作られるジヒドロテストステロン(DHT)が髪の成長を阻害して起こることが多くなります。

一方、女性の場合は男性に比べ保有するテストステロンの量は10分の1程度なのでDHTが薄毛を引き起こす可能性は少なくなり、髪の毛を太く美しくするエストロゲンという女性ホルモンが大きく関わってきます。

生活習慣や食生活などが乱れるとホルモンバランスが崩れテストステロンの分泌量が減ることによる薄毛が増えてくるのです。

男女どちらもホルモンが薄毛に大きく関わってくるのですが、糖尿病によってこれらのホルモンの分泌が目立って増減するようなことはありません。

しかしそれはあくまでもホルモンが原因による薄毛のリスクに影響を与えないだけで、糖尿病による他の要因で薄毛を引き起こすことは十分に考えられます。

  なぜ糖尿病が薄毛を引き起こすのか

前述のように糖尿病自体は薄毛の大きな原因であるDHTを増加させたりエストロゲンの分泌を抑えるような症状はありません。

しかし血管にダメージを与える糖尿病では毛細血管が詰まるなど頭皮全体への血流が悪くなることが考えられ、髪の成長に必要な酸素や栄養が行き渡りづらくなります。

また、糖尿病の9割以上を占める2型糖尿病の発症には生活習慣や食生活の乱れが大きく関わっており、これらの乱れは髪に必要な栄養が十分に摂れなかったりホルモンバランスを乱したりする典型的な原因となります。

みなさん「デブにハゲが多いな」と感じたことはありませんか?

太る原因の多くは運動不足や偏った食生活が主な原因となり、これらは糖尿病はもちろん薄毛の原因とも合致します。つまり糖尿病になるような生活を送っている場合、それはすなわち薄毛になりやすい生活でもあるのです。

近年女性の薄毛が増えていることからも、この問題は男性のみならず女性にも当てはまるもので、実際私の身の回りの女性を見ても太っている人は髪の毛が薄い傾向にあります。

■糖尿病になると血管が詰まりやすくなり頭皮への血流が減り薄毛になる恐れ
■糖尿病になる生活はイコールハゲやすい生活でもある

  糖尿病で薄毛にならないために

糖尿病と薄毛は直接的な関係にはないものの、生活習慣や食生活の乱れといった共通の原因による相関関係や間接的な影響があるのは間違いありません。

しかし生活習慣の乱れなどが原因の薄毛である場合はそれを改善することによって薄毛も治っていく可能性がありますので、糖尿病の予防・治療をしっかり行えばそれを原因とする薄毛を過度に心配する必要はありません。

ただ、男性の場合は薄毛がDHTによるものである可能性も多々ありますので、本気でハゲをどうにかしたいと考えているのであれば生活習慣や食生活の改善と並行し発毛剤や育毛剤の使用も視野に入れたほうがいいでしょう。

デブで糖尿病でハゲなんて目も当てられないので、これらをすべて改善するためにもしっかりとした食生活と運動を取り入れるようにしましょう。


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